プロジェクト
小谷村観光地域づくりプラットフォーム里山歴史分科会からスタートしたことが、いよいよ形になりました。後継者を育成のための「おたり塩の道ガイド」の公認制度です。
村内から40人以上の方のお申込みをいただきました。5月末に開催した基礎講座の役場会議室も満員の盛況でした。
こんなに多くの方が、塩の道に関心を持ちガイドになることを望んでいただけるとは思っていませんでした。
小谷村の塩の道コースは8コース。
それぞれのコースについて、実践ガイドウォークをスタートしました。
まずは、家族連れでも手軽に歩ける初級エリア、コース名で「千国越えコース」と「大峯峠越えコース」を歩きました。
この2つのコースは、短い区間に多様な自然と文化が残っています。
特に縄文の遺跡や神々のストーリーが豊富で、歩く人を飽きさせない楽しい道です。
そして、中級エリア「高町越えコース」、スタート地点が江戸時代の小谷の中心地・市場、そこから千国古道の歴史と里山の自然の両方を堪能できる人気のコースです。
ガイド講習を受けているメンバーは歴史だけでなく、野草・花・山菜・地質・地形と自然が大好きな人が多く、色々な話題で盛り上がりました。
様々な広い分野の引き出しをもったガイドになることは大変ですが、まず自分の好きな分野を持ち、そしてその知識を共有しながら、いいガイドにになろうと熱いガイドウォークになっています。
秋には上級エリア「大網峠越えコース・鳥越峠越えコース・地蔵峠越えコース」と、中級エリア「石坂越えコース」を開催予定です。